新婚生活の家計の考え方

今まで収入が一つだったものの、結婚することで2つの財布ができるようになります。
二人の収入になるから経済的に余裕ある!と思いがちですが、気を付けていないと貯蓄ができていない、家計分担に不満が溜まるということになってしまうのです。
新婚カップルだからこそ考えておきたい家計管理について考えていきましょう。
★生活費分担割合はどのくらい?
生活固定費用、流動費用、賃貸費用などの生活費は、どのように分担されているのでしょうか?
・ 夫がすべて負担・・・33.7%
・夫が多めの負担・・・ 33.7%
・ 夫婦で半分ずつ負担・・・24.0%
この結果からみると夫が負担するカップルが6割以上いることがわかります。
夫に負担がかかるために金銭負担に対して不満を抱えてしまわないように、夫への配慮が必要ですね。
★新婚カップルの貯金状況
実は共働きの新婚カップルの多くは貯金ができていないという現状にあります。
趣味・ショッピング・旅行などに消えてしまうのです。
よくありがちなのが、収入が増えたために家計の管理があまりできていないという家庭が多いです。
ただこのようなカップルの場合には貯金ではなく、生命保険、医療保険の保障などを手厚くしているケースが多く、何かあっても安心という心の油断が貯金をできなくしてしまう家計を作ってしまっています。
★決めておきたい家計分担
お互いにお金のことで不満をためてしまっては、折角の新婚生活が台無しになってしまいます。
これを防ぐために、また家計分担をしやすくするために家計用共同口座を作ってはいかがでしょうか?
1つの口座を二人で使うお金を振り込む場所にして、必要経費を引き落としていくようにします。
必要経費となるのは賃貸費、食費、水道光熱費、雑費、通信費、交通費、夫婦としての貯蓄などです。
こうすることで必要経費を確実に支払うことが出来るだけではなく、二人のための貯金をすることもできるのです。